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読書日記

      『錦繍』  宮本輝著
     
     もう10年以上も前に読んだこの作品
     当時の私には たぶん 大人過ぎたのかな
     内容も ぼんやりと心に残っているだけ
  
     でも
         
     秋になり
     金木犀が香り
     そして  紅葉の季節になると 
     以前訪れた 乳頭温泉郷の ものすごい紅葉とともに
     『錦繍』という言葉を
     思い出すのです

     本の良さは
     まさにこんなところで
      
     読む人のその時々によって
     感じることが まったく違うものに変化するところ
     
    
     美しい日本語が
     ほんとにうれしく 心にじんわりと染み入るようでした
     携帯電話に 電子メール
     あまりにも 急がれる返答に
     わたしたちは 慣れてしまっているのですね
     
     気持ちを 見つめなおしながら 
     大事に書かれた手紙は
     受け入れがたい事実でも
     許されない事実でも
     いつか
     伝わる気がします



     「懐かしい字やった」
     父の言った言葉 
     
     その場面でようやく
     肩の力が すっと抜けるように
     気持ちが楽になりました
     
     読み返してよかった

     
     
     
     
     
                         *花レッスンと制作   がじゅまる工房
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by gaju-ju | 2009-09-24 06:00 | 読書日記
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